ネバダ州ラスベガス(Las Vegas, Nevada)のご紹介
ラスベガスは「24時間眠らない町」。
ラスベガスの主要産業はカジノであり、これが大きな観光資源となっています。
ホテルのほとんどにカジノが併設されているだけでなく、空港ターミナル内にもスロットマシンが設置されており、24時間営業を行っています。 近年大規模都市開発が進んで、人口約200万人が暮らす、生活にも便利で快適な都市になっています。
ネバダ州ラスベガスの地域情報
ラスベガスはコンベンション開催地として魅力的。
コンベンションの主催者にとって、参加者数をいかに増やすかが課題であり、コンベンション以外にも娯楽の多いラスベガスは、参加者にとって、またコンベンション主催者にとっても魅力的な開催地になっています。
photo by Michael Gray
近郊にはフーバーダムや、そのダム湖であるミード湖の観光が盛んです。
レッドロック・キャニオン、デスバレーも近いです。
砂漠地帯なので、年間を通して雨は少なく、冬は多少寒くはなります。
夏は基本的に太陽の日差しが強くて、30度を越す暑い日も多くありますが、湿度が低いので住みやすく、ほとんどの住宅、建物には冷暖房が完備されており、またハリケーンや竜巻の心配もありません。
ラスベガスは不動産のアップダウンが激しいところ。
ラスベガスの不動産市場はアメリカのなかでもアップダウンが激しいところが特徴です。同時にその特徴や要素を把握することができれば多くの利益を上げることができる市場です。
空港、または中心地から、どこへ行くにも車で20~30分以内です。
居住地域は主にコミュニティごとに区分されており、その周辺にはショッピングセンター、レストラン、学校、図書館、教会、公園、文化施設、スポーツ施設、ゴルフ場などが充実しています。
そして何と言ってもラスベガスは所得税がありません。これはとても大きなメリットです。
ラスベガス住人の声
- 「夏は暑さが厳しいが、その他の季節は素晴らしい。」
- 「レストランやショッピングが最高!!」
- 「イメージと違い、生活費が高いという事はない。」
基本情報 (括弧内は全米平均)
- 人口
- 587,699人
- 年齢中央値
- 36歳 (37.2歳)
- 平均物件価格
- $160,200 ($230,000)
- 雇用の増加率
- 1.88%(1.18%)
- 人種
- 白人 70.07% アジア人 6.30% 黒人 10.91%
- 年間降水量
- 260 mm (940 mm)
- 7月の最高気温
- 41℃ (30℃)
- 1月の最低気温
- 0℃ (-6℃)
不動産基本情報 (括弧内は全米平均)
- 物件築年数中央値
- 20年 (37年)
- 物件価格中央値
- $160.200 ($170,100)
- 平均家賃:1ルーム
- $697 ($661)
- 平均家賃:1ベッドルーム
- $871 ($765)
- 平均家賃:2ベッドルーム
- $1,072 ($957)
- 平均家賃:3ベッドルーム
- $1,580 ($1,289)
- 平均家賃:4ベッドルーム
- $1,8745 ($1,490)
ネバダ州ラスベガスエリアの投資情報
ラスベガスエリア賃貸住宅について
2015年実績値
失業率 | 空室率 | 賃料 | 雇用者数 | 新規建設完了件数 |
---|---|---|---|---|
6.6% | 6.2% | $886 | 26,300 | 2,280 Units |
▼-0.05%前年比 | ▼-0.05%前年比 | ▲5.4%前年比 | ▲2.9%前年比 | ▲126.3%前年比 |
- 2015年は、活況な雇用市場拡大による賃貸需要に下支えされ、良好な空室率と賃料上昇を成すこととなった。
2014年からの雇用成長のトレンドを継続し、レジャー・ホスピタリティ産業は、7,600名を創出し、2.7%の雇用拡大を牽引した。 - MGMリゾーツ・インターナショナル社が筆頭で、この年に500名の雇用を行った。
- また、建設・専門・ビジネスサービス業に於いても、合わせて10,200名の雇用拡大に寄与し、過去12ヶ月間で、11.2%の成長は、建設産業に於いて過去最大のものであった。
- 都市圏に於ける、26,300名の雇用創出が空室率の低下を推し進めた。
- 2015年の空室率は、6.2%となり、2,280戸が新規供給された中で、0.5%の好転となった。
- 新規開発案件と高まる需要により、賃料は5.4%上昇し、12月時点で、月額$886となった。
今後の見通し
- 雇用市場の2.7%成長と、新規案件完了の落ち着きにより、2016年は空室率が更に好転するものと目されている。
- 翌4四半期に於いて、24,900名の雇用が創出される一方で、新規賃貸物件は、1,610戸の供給が完了する予定である。
年間を通じて、29.4%の住宅在庫減少により、空室率は0.5%好転し、2016年は、5.7%になると目されている。 - 月額賃料はより安定的に成長し、3.7%の上昇をみせ、月額$919になるとみられる。
そして、実質賃料は3.9%上昇し、月額$910となるとみられる。 - 投資市場に於いては、海外投資家がクラスA賃貸物件への投資を継続することで、2016年のディールを賑わすものとみられている。
この領域では、戸別単価がサイズや立地で変動し、CAPレートが5%前半に落ち込むものと見られる。
- 米国および海外投資家が、引き続きクラスB物件市場の主要な推進役を務めるものとされる。
- 投資家は、特に80年代の物件に対して買気を抱いている。
- 中間層価格が、$65,000/戸、CAP5.6%程度に向かうと見られる。
- 一方で、新規開発・好立地クラスBコミュニティの相場が、初期利回り0.3%下落し、$85,000/戸-$130,000/戸帯で売買されるものと見られる。
(参照資料)Berkadia